タイトル

 
《1973(昭和48)年》
【ツチノコさがそう】「ドラえもん」FFランド4巻
【ツチノコ見つけた!】「ドラえもん」てんとう虫コミックス9巻・FFランド19巻
 ツチノコは日本に古くから棲息しているという幻の怪蛇。長さ45センチくらいで、頭としっぽが小さく、胴体だけずんぐりした蛇。古くは日本書紀にも記録が見え、目撃も後を絶ちませんが、まだ捕獲されていません。昭和48年当時は、百貨店が懸賞を出したり、探検隊が組織されたり、ツチノコブームが起きました。
《1976(昭和51)年》
【Yロウ作戦】【F76061117】
 のび太が野球の試合に出してもらえるようにジャイアンに渡したYロウ(賄賂)。その後この裏取引がばれ、ジャイアン宅、のび太宅に押し掛ける友達。
 これは戦後最大の汚職といわれた
「ロッキード事件」のパロディです。この作品が発表されたのは昭和51年、その年の2月にロッキード社が航空機を売り込むために日本側に30億円もの賄賂を支払ったことが明らかとなり、その後丸紅会長、同専務、全日空社長、そして7月には前首相だった田中角栄が逮捕されました。
 作品中の「良集書 Yロウ1コたしかにうけとりました」は、丸紅専務がサインした
「ピーナツ一00個受領しました」という領収書が元ネタとなっています。また、ジャイアンがみんなに問いつめられているときに口にした「記おくにない!」というセリフもこの事件の証人喚問で乱発された「記憶にございません」という発言が元になっています。

【のび太が九州まで走った!!】【E78041819】

 「珍しいものには夢中になるのがこの一家の特徴なんだ」「三日ぐらいで飽きてほったらかしにするのもうちの家族の特徴なんだよな。」ドラの冷静な野比家の評価が笑えますね。
 しかし、この野比家の特徴はどこの家でも当てはまるのではないでしょうか。この作品が発表された昭和53年の2年前に
「ルームランナー」は発売されました。当時36,500円もしたにも関わらず、少なくとも60万台は売れたそうです。
《1979(昭和54)年》
【宝星】「ドラえもん」て44・F32
 テレビの前でのび太が嘆いている。学校の裏山から大判小判あわせて80億円にもなる宝が発見されたというニュース。埋まっている宝を掘り出すのが一生の夢だと言うのび太にはショックだったらしい。
 この作品が発表された前年の昭和54年2月7日、埼玉県深谷市の宅地造成地で整地作業を行っていた不動産業者が小判が発見されました。小判は江戸中期の元文小判で、489枚、時価1億円でした。のび太の町のはその80倍です(^ ^;)。
《1980(昭和55)年》
【のび太は世界にただ一匹】「ドラえもん」て27・F32
 珍しく新聞を読んでいるのび太。記事はトキが二羽捕獲されたというもの。最初のコマにある新聞の記事にもある程度説明がありますが、これは昭和56年1月12日の新聞と思われ、昭和54年11月に環境庁が種の保存のため環境庁がトキの捕獲と人口繁殖の方針を決定してから約1年後、ようやく新潟県の佐渡島に当時残っていた五羽のうち二羽が捕獲されました。このあと、1月22日には残りの三羽も捕獲されましたが、平成7年ついに残り一羽となってしまい、絶滅を待つだけとなってしまいました。
 
【のび太のスペースシャトル】「ドラえもん」て25・F31
 のび太が発明した、風船が動力(^ ^;)のスペースシャトル。ジャイアンたちに壊されて泣くのび太にドラが「ロケットストロー」を出します。出木杉のアイデアで、これを使って人が乗れるスペースシャトルを作るのび太達。
 この作品の初出は昭和56年5月、この年の4月12日にアメリカが
スペースシャトル「コロンビア」を打ち上げ、地球を36周し、世界初の再使用可能有人宇宙船の任務を無事完了、14日に帰還しました。
《1981(昭和56)年》
【恐竜さん日本へどうぞ】【E81083136】
 のび太がパパに連れていってもらった、科学博物館で開催されていた「中国の恐竜展」。これは、「中国の恐竜展─魚類から猿人までの四億年」と題され、1981年7月7日から東京の上野公園・国立科学博物館で実際に開催されたものです。
 中国大陸で発掘された化石372点によって、原始魚類から巨大な恐竜の時代を経て哺乳類、猿人までの四億年に渡る動物進化の歴史をわかりやすく構成展示するもので、中でも作品にも登場したアジア最大のマメンチサウルスやトウジャンゴサウルスなどが目玉となっていました。
《1983(昭和59)年》
【ドンジャラ村のホイ】「ドラえもん」て35・F43・ファンタジー
 のび太が河原で昼寝(?)していると、そこにはエリマキガエルが立っていた。動物の標本を集めるのが趣味だと言う老人の耳に入り、たちまち町は大騒ぎになってしまう。
 皆さんご存じでしょうが、これはエリマキガエルならぬ
エリマキトカゲがモデルですね。この年、三菱自動車のミラージュのCMに登場するなり、爆発的人気を呼びました。興奮するとエリマキ状のフリルを広げ、ガニ股で疾走するユーモアな姿がうけました。


mail home FFFFC-banner F-banner ddbanner

(C) copyright 1999 Junichi T