タイトル

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 [ツチノコ見つけた!]【F75030919】初出時タイトル「歴史に名を残そう!」

[初 出]

■ツチノコが逃げたのに気づき、探し回るドラたち
 
ドラ「遠くへはいってないとおもう。」
 のび太「はやくみつけないと……。」
 ジャイアン「あっツチノコ!!」
■記者達に取り囲まれるジャイアン
 ジャイアン「ぼくが見つけたんです!ぐうぜんこの
       空地で!」
■のび太の部屋
 のび太「歴史に名をのこすには、何もツチノコに
     かぎったわけじゃない。」
 ドラ「そうとも!!まじめに勉強してりっぱな人物
    にさえなれば……。」
 のび太「いや、ぼくはネッシーの発見者になるん
     だ。」
■「ネッシーのなぞ」「かいじゅう」などの本を読む
  のび太と、あきれるドラ。

[単行本]

■ツチノコが逃げたのに気づき、探し回るドラたち
 
ドラ「遠くへはいってないとおもう。」
 のび太「はやくみつけないと……。」
 ジャイアン「あっ、ツチノコ!」
■記者達に取り囲まれるジャイアン
 ジャイアン「ぼくがみつけたんです!ぐうぜんこの
       空地で!」

[解 説] こちらはオチがカットされてしまった作品です。単行本ではドラたちがつれてきたツチノコをジャイアンが発見するという、タイムパラドックスネタでオチてますが、初出時はさらに話は続いて、ネッシーを見つける決意をするところで終わっています。この作品は「小学六年生」3月号に掲載された作品です。つまり、当時小学六年生だった子供達にとっては「ドラえもん」の最終回となるわけです。そんなわけでこの作品はもともとは中学生になる子供達に向けた藤本先生のメッセージだったわけです。ですから、出だしののび太のセリフも単行本では「ぼくは、やがてはおとなになるだろう。」ですが、初出では「ぼくもまもなく中学生。」でした。

 

 [仮病薬]【E7602--07】初出時タイトル「なし」

[初 出]

 ママ「お医者さまをおつれしたわよっ。」
 のび太「ピンピンしてちゃまずい。」
■薬をガバガバ飲むのび太
■のび太のすさまじい顔におどろき、気絶したママを
 医者が診察する

 ドラ「しげきが強すぎたらしい。」
 医者「しばらく絶対安静にしてないといけません
    な。」

[単行本]

 ママ「お医者さまをお連れしたわよっ」
 のび太「ピンピンしてちゃまずい」
■薬をガバガバ飲むのび太
 ドラ「飲みすぎだ!!」
 ママ「キャーッ」
■ユーレイの姿になってしまったのび太
 ドラ「にせの病気どころかにせの幽霊になるんだよ」
■気絶したママを診察する医者
 医者「しばらく絶対安静にしてないといけません
    な」

[解 説] 初出時は薬を飲みすぎて、様々な病気が組み合わさり(おでこにコブ、顔が青ざめ、鼻水が出て、頬が腫れ、おできがたくさん)というオチになっていました。さすがにちょっとグロテスクすぎて、描き直しも当然といった感があります。人権上の問題もありそうですし…。

 

 [悪魔のパスポート]【D76061317】初出時タイトル「悪魔のパスポート」

[初 出]

■パスポートを使って漫画をただでもらったが
 
のび太「あの人、三五0円そんするんだ。三五0
     円といえば、大金だよ。気のどくだなあ。」
■お金を払いに戻るのび太
 本屋「えっ、お金はらうんですか。
    かわった人だな。」
■買った漫画をぼんやり読むのび太
 のび太「………………。………………。」
    「だめだっ、せっかく買ってきたのにぜん
     ぜん頭にはいらない。」
■悪魔のパスポートをドラに返すのび太
 ドラ「え、返すの?」
 のび太「何してもいいってのは、こわいよ。しまい
     にはどんなことをするやら……。」
    「なんとかして、ママにも千円返しておきた
     いな。」
 ドラ「三日後にこづかいもらうだろ。だからタイム
    ・マシンで三日後へ行って…。」
 のび太「三日後のぼくからもらえばいいのか、そん
     な方法があったんだ。」
    「本のおつりもらうの、わすれた。」
 ドラ「きみが悪者になろうなんて思うのがむりなん
    だよ。」

[単行本]

■パスポートを使って漫画をただでもらったが
 
のび太「あの人、三五0円そんするんだ。三五0
     円といえば、大金だよ。気のどくだなあ。」
■家に帰るのび太
 ドラ「悪いことしてたのしかった。」
 のび太「まあな。」
    「さあよむぞお。」
    「………………。」
    「ママもかわいそうだよ、いつも赤字のやり
     くりでくろうしてるのに……。」
    「ベルデカはおもしろいなあ。」
■これまでにしたことを思い出すのび太
 のび太「ちっとも頭にはいらない。」
■本屋にお金を払いに行くのび太
 ドラ「どこへいくの?」
 本屋「えっ、お金はらうんですか。
    かわった人だな。」
■自分がひっくり返したゴミ箱に気づくのび太
 ドラ「てつだおう。」
■パスポートを返すのび太
 ドラ「もういいの?」
 のび太「こんどこづかいもらったらママの千円も
     かえすよ。それで、もとどおり、」
    「ああっ本のおつりもらうの、わすれた。」
 ドラ「きみが悪者になろうなんて思うのがむりなん
    だよ。」

[解 説] 初出時には最後にドラが三日後の自分からこづかいをもらえばいい、と提案していますが、単行本収録時にはこの部分はカットされています。その代わりにのび太の心の葛藤がより詳しく描かれています。ただ、初出時にあったのび太の直接的なセリフ「何してもいいってのは、こわいよ。しまいにはどかなことをするやら……。」はカットされていますが。

  

 [どくさいスイッチ]【D77061518】初出時タイトル「どくさいスイッチ」

[初 出]

■世界中の人間を消してしまったのび太
 
のび太「ま、まさか。おーい、ドラえもん。」
 のび太「だれもいない!!世界中の人間を消し
     ちゃったらしい。ワ〜ッ!えらいこと
     になった。」
■夜
 のび太「でてきてよう……。だれでもいい。」

c
[単行本]

■世界中の人間を消してしまったのび太
 
のび太「ま、まさか。おーい、ドラえもん。」
■空き地やしずちゃんの家を回って人を捜す
 のび太「だれもいない!!世界中の人間を消し
     ちゃったらしい。ワ〜ッ!えらいこと
     になった。」
■開き直って一人で生きてく決心をするのび太だが
■夜

 のび太「でてきてよう……。だれでもいい。」

c

[解 説] 話の流れ自体は変更されていませんが、のび太が開き直って一人の生活をエンジョイしようとするエピソード(11〜16ページ目)は単行本収録時に描き足されたものなのです。

  

 [大むかし漂流記]【D77071718】初出時タイトル「なし」

[初 出]

■小島で困ってるドラとのび太
 
ドラ「タイムマシンの出口はどこだっけ。」
            `
 ドラ「そもそものはじまりは、きみだぞ。
    きみがあんなこといいださなければ……。」
■一転してのび太の部屋
 のび太「大発見!!世界的、ノーベル賞的大発見!!」
            `
    「じゃあ、いってみるか。タイムマシンで。」
 ドラ「ようし、いこう!!」
■再び小島の上
 のび太「あーあ、くるんじゃなかった……。」
            `
 のび太「わあー、来るんじゃなかった。あんなに
     喜んで……。」
■タイムマシンに乗るドラとのび太
 のび太「いこう、はるかなむかしの学校うらへ!!」
            `
 ?「そして何かにぶつかって、うちあげられたのが
   この小島だ。」
■アーケロンが首を出す
 アーケロン「グアー」
            `

[単行本]

■小島で困ってるドラとのび太
 
ドラ「タイムマシンの出口は、どこだっけ。」
            `
 ドラ「そもそものはじまりは、きみだぞ。
    きみが、あんなこといいださなければ……。」
■一転してのび太の部屋
 のび太「大発見!!世界的、ノーベル賞的大発見!!」
            `
    「じゃあ、行ってみるか。タイムマシンで。」
 ドラ「ようし、行こう!!」
■タイムマシンに乗るドラとのび太
 のび太「行こう、はるかなむかしの学校うらへ!」
            `
 ?「そして何かにぶつかって、うち上げられたのが
   この小島だ。」
■再び小島の上
 のび太「あ〜あ、くるんじゃなかった……。」
            `
 のび太「わあー、くるんじゃなかった。」
■アーケロンが首を出す
 アーケロン「グアー」
            `

[解 説] 多少の描き足し、描き換えはあるものの、ストーリー自体は変更がありません。しかし、この作品はストーリーの順序がかなり変えられている珍しい例です。

 

 [おかし牧場]【D77082422】初出時タイトル「おかし牧草」

[初 出]

■おかしを取られたことに気づいたのび太たち
 ドラ「はん人はこれからもぬすみに来るぞ。」
■ドラやきに薬をかけるドラ
 のび太「ドラやきをどうするの?」
 ドラ「くすりをかけて、番犬にするんだ。」
■ドラやきに襲われて逃げるジャイアンとスネ夫
 ジャイアン「キャア。ドラやきにかまれた。
       たすけて。」

[単行本]

■おかしを取られたことに気づいたのび太たち
 
ドラ「そうだ!あれがいい。」
■空き地に出かけるスネ夫とジャイアン
 
スネ夫「おうい、ジャイアン、いこうか。」
 ジャイアン「おう、いくぞ。」

 
スネ夫「腹一ぱいたべようぜ。」
 ジャイアン「おや、なにか出てくる。」
■土管からでっかいガムが登場
 スネ夫「でっかいガムだ。」
 ジャイアン「こりゃ、かみごたえあるな。」
■ガムにかみつかれるスネ夫達
 スネ夫「ギャア、ガムが人間をかむなんて、
     あべこべだあ。」

[解 説] 初出時はドラやきに謎の薬をかけて番犬にしていますが、単行本ではガムに変更することで、噛む側と噛まれる側を逆転させるというオチに持っていきます。また、これに至るまでのエピソード(9ページ目4コマ目〜ラスト[10ページ目5、6コマ目を除く])は全て描き変え、描き下ろしです。

  

 [架空通話アダプター]【F7711--05】初出時タイトル「架空通話アダプター」

[初 出]

■川合可愛と1時間話したのび太
 
のび太「こういうたのしいことを、ひとりじめして
     おくわけにはいかない。」
■家を出て、友達を誘うのび太
 のび太「しょくん!!人気スターと、したしく話し
     てみたいとはおもわないか。」

■のび太の家でスターと話をする友達
 
友達A「王選手と話できる!?」
 友達B「ぜひ清水健太郎さまに!!」
 のび太「さあさ、三分間につきたったの十円だよ。」
 ドラ「すぐこんなことを考える!!」
■ジャイアンがのび太の家にやってくる
 ジャイアン「ぜひ、ピンク・レディーと話したいん
       だよ。マンガはかえすから、おねがい。
       な!……な!」
 のび太「そうねえ、今、ちょっとこんでるけど……
     。」

[単行本]

■川合可愛と1時間話したのび太がしずちゃんを誘う
 
しずか「だれとでも話せる電話?」
 のび太「タレントでも」
 タレント「やあしずちゃん」
 のび太「歴史上の人物でもマンガの主人公でも」

■しずちゃんがこのことをジャイアン達に話す
 
しずか「すっごく楽しかったわ」
 ジャイアン「へー…………」
■のび太の家
 ドラ「しまっておこう。」
 のび太「もう一度だけ使わせて」
    「やいこら!借りた物返さないのはドロボー
     だぞ!ジャイアンのドロボー」
    「これなら安心してけんかできる」
 ママ「タケシさんが」
■震えるのび太とドラえもん
 ジャイアン「マンガは返すから可愛ちゃんとお話
       させて」

[解 説] 大きな流れは変更されていませんが、ジャイアンが架空通話アダプターのことを知る経緯が変えられています。のび太が金もうけをするシーンがカットされていますが、いつものことなのに何故この作品だけカットされちゃったんでしょうねぇ。

 

 [天井うらの宇宙戦争]【D78091921】初出時タイトル「スペース・ウォーズゲームセット」

[初 出]

■アカンベーダーの基地に乗り込んだドラ達
 
ドラ「アーレ姫は、どこにとじこめられているの
    かな。」
 のび太「早く見つけなきゃ、アカンベーダーの
     るすのうちに。」

[単行本]

■アカンベーダーの基地に乗り込んだドラ達
 
ドラ「アーレ姫はどこにとじこめられているの
    かな。」
 のび太「早くみつけなきゃ。あと三ページしか
     ないから。」

[解 説] セリフの変更を挙げていたらキリがないのですが、こちらは珍しい変更なので、取り上げてみました。このページ数の都合をキャラが口にするのは「念録マイク」が有名(?)ですが、何故かこの「天井…」の方は書き換えられてしまいました。

 
    

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