タイトル

PAGE TOP       

 [めだちライトで人気者]【B80052326】初出時タイトル「『目立ちライト』で大スター」

[初 出]

■空き地に集まっているのび太たち
 
しずか「あら?あの子……。こないだテレビに
     でたわ。」
 ジャイアン?「そうだ。『町のチャンピオン』」
 スネ夫
『TOKIO』を歌って優勝したんだ。」

[単行本]

■空き地に集まっているのび太たち
 
しずか「あら?あの子……。こないだテレビに
     でたわ。」
 ジャイアン?「そうだ。『町のチャンピオン』」
 スネ夫
『ダンシングオールナイト』を歌って
     優勝したんだ。」

[解 説] この変更は初出時では「TOKIO」がヒットしていて、単行本収録時には「ダンシングオールナイト」がヒットしていた、というわけではないようです。なぜなら2曲とも1980年のヒット曲だからです。単行本が出版されたのが1982年ですからどちらもすでに「過去の曲」のはずだったのですが…。ただ、どちらが売れたか、というとこれは文句無しに「ダンシングオールナイト」です。1980年のオリコンシングルチャートでは「ダンシング…」が156.3万枚で1位、「TOKIO」が33.8万枚で39位でかなり差がありました。

 [おそるべき正義ロープ]【B80052326】初出時タイトル「せいぎロープ」

[初 出]

■ロープに縛られたまま家に戻ったドラたち
 
ドラ「ロープよびもどしボタン。もとのタネに
    もどるんだ。」
■ジャイアンとスネ夫に追っかけられるドラたち
 
ジャイアン「よくもやったなっ。」
■ジャイアンとスネ夫、突然逃げ出す
 
ドラ・のび太「?」
■のび太、木にかかったロープに気づいて
 のび太「ただのナワを見て、びっくりしたんだ。」
 ドラ「これからは、いつもあれをもっていようか。」

[単行本]

■ロープに縛られたまま家に戻ったドラたち
 
ドラ「『ロープよびもどしボタン』もとのタネに
    もどるんだ。」
■ジャイアンとスネ夫に追っかけられるドラたち
 
ジャイアン「よくもやったなっ。」
■隠れるドラとのび太
 のび太「早く正義ロープを。」
 ドラ「よ、よしっ。」
■自分達が立入禁止の芝生にいることに気づくドラたち
 ドラ「まずい!ここじゃ使えないよう。」

[解 説] 描き変え前と後で立場が逆転してしまった作品。オチ的には描き変え前の方はあっけないのですが、後の方は「じゃあ、芝生から出ればいいじゃん。」とツッコミを入れたくなってしまいます…(^ ^; 。

  

 [竜宮城の八日間]【D80082527】初出時タイトル「浦島事件のなぞにちょう戦」

[初 出]

■オットー姫から竜宮城の秘密を聞かされ…
 
オットー姫「地上にかえっても、この国のこと
       だれにもいわないとやくそくして
       くれますか?」
 ドラ「します。」
 のび太「宿題がパーになった。」

■地上に送り返された5人
 
しずか「さよならあ。」
 ジャイアン「さ、タイムマシンで現代へかえろ。」
 スネ夫「故しょうでかえれなかったりして。」
 ドラ「アハハ…。」

■青ざめるドラえもん
 
スネ夫「え?タイムマシンの出入口が消えた!?」
 のび太「故しょう!?」
 ジャイアン「おいおまえ、何べん同じ失敗をくり
       かえすつもりだ。」
 ドラ「ぜったい故しょうじゃない!!」
 しずか「ああよかった。」
 ドラ「ただ古いバッテリーをとりかえておくの、
    わすれただけだい。」
■しずかズッこける
 5人「かえれなくなったあ!!」

[単行本]

■オットー姫から竜宮城の秘密を聞かされ…
 
オットー姫「地上に帰っても、この国のことを
       だれにもいわないと約束してくれ
       ますか?」
 ドラ「します。」
 のび太「宿題がパーになった。」
■カメ型の潜水艦に乗せられて
 ドラたち「おみやげのタマテボックスはくれな
      いんですか?」
 海底人「きみたちは、信用できる少年だからあ
     げません。」

■地上に送り返された5人
 
しずか「さよならあ。」
 ジャイアン「さ、タイムマシンで現代へ帰ろ。」
 スネ夫「故障で帰れなかったりして…。」
 ドラ「アハハ…。」

■青ざめるドラえもん
 のび太「おい……、どうかしたの?」
    「タイムマシンの出入り口がない!?」
 ジャイアン「じゃおれたち……、」
 しずか「帰れないの!?」
 ジャイアン「また故障か!!おまえというやつは
       いつもそんないいかげんな……。」
 ドラ「故障じゃないぞ!!」
   「出入り口のあった場所に大きな木がはえて
    る。出発したときこんな木なかったんだ。」
   「竜宮にいる間に月日が流れ、こんなに大き
    く育って、出入り口を幹の中へのみこんじ
    ゃったんだ!!」
 5人「帰れなくなったあ!!」

[解 説] ドラたちが帰れなくなってしまった理由が大きく変更されています。初出では出入口が消えてしまったのは故障じゃないと断言した後で、バッテリーを取り替えるのを忘れただけだ、というギャグで説明しているのに対し、単行本では800年の間に木が生えて出入口を飲み込んでしまったという、もっともらしい理由に変更されています。変更後の設定も見事ですが、初出の方のギャグも捨てがたいですよね。

  

 [南海の大冒険]【C80094526】初出時タイトル「南海の大ぼうけん」

[初 出]

■宝がすでにほり出されたことを知ったのび太たち
 
のび太「ジャイアンおこるだろうな。」
 ドラ「ただじゃすまないね。」

■部屋に戻ったのび太とドラえもん
 
のび太「大いそぎで何かうめとかなくちゃ。」
    「貯金があまりないから、マンガとか
     いろいろそろえて……。」
 ドラ「ほんとにへんな宝さがし…。」

[単行本]

■宝がすでにほり出されたことを知ったのび太たち
 
のび太「ジャイアンおこるだろうな。」
 ドラ「ただじゃすまないね。」

■部屋に戻ったのび太とドラえもん
 
のび太「大急ぎで何かうめとかなくちゃ。」
    「わずかばかりの貯金におもちゃとか
     マンガとか…。」
 ドラ「とっときのドラやきをそえて…。」

[解 説] 単行本では、ドラえもんもとっときのドラやきを提供していて気前がいいのですが、初出ではドラは肩をすくめながら呆れてるだけです。このオチの描き換えの意図がいまいち分からないのですが、やはり初出のままではドラが冷たすぎる、ということなのでしょうか。

 

 [のび太の結婚前夜]【F81082532】初出時タイトル「結婚式の前の夜」

[初 出]

■正直電波を受けたしずちゃん
 
しずか「あたしがいっちゃったらパパさびしくなる
     でしょ。」
 義雄「そりゃもちろんだ。」
 しずか「あたし、パパやママになんにもしてあげら
     れなかった。」
 義雄「とんでもない。きみはぼくらにすばらしいお
    くり物を残していってくれるんだよ。」
 義雄「きみが生まれてからの楽しかった毎日、みち
    たりた毎日の思い出こそ、最高のおくり物な
    んだ。それがあるかぎり少しぐらいさびしく
    ても、がまんできるさ。ちっとも気にかける
    ことはないんだよ。」
 義雄「のび太くんを選んだきみの判断は正しかった
    と思うよ。」
            `

[単行本]

■正直電波を受けたしずちゃん
 
しずか「あたしがいっちゃったらパパさびしくなる
     でしょ。」
 義雄「そりゃもちろんだ。」
 しずか「これまでずうっと甘えたりわがままいった
     り…、それなのにあたしのほうは、パパや
     ママになんにもしてあげられなかったわ。」
 義雄「とんでもない。きみはぼくらにすばらしいお
    くり物を残していってくれるんだよ。」
 
しずか「おくり物?あたしが?」
 義雄
そう。数えきれないほどのね。最初のおくり
    物はきみがうまれてきてくれたことだ。午前
    三時ごろだったよ。きみの産声が天使のラッ
    パみたいにきこえた。あんなに楽しい音楽は
    きいたことがない。病院をでたとき、かすか
    に東の空が白んではいたが、頭の上はまだ一
    面の星空だった。この広い宇宙の片すみに、
    ぼくの血をうけついだ生命がいま、うまれた
    んだ。そう思うとむやみに感動しちゃって。
    涙がとまらなかったよ。
それからの毎日、楽
    しかった日、みちたりた日びの思い出こそ、
    きみからの最高のおくり物だったんだよ。少
    しぐらいさびしくても、思い出があたためて
    くれるさ。そんなこと気にかけなくていいん
    だよ。」
 しずか「あたし……、不安なの。うまくやっていけ
     るかしら。」
 義雄「やれるとも。のび太くんを信じなさい。」
   「のび太くんを選んだきみの判断は正しかった
    と思うよ。」
            `

[解 説] この作品も描き足し・描き換えがあるだけで、大きな流れに変更はないものの、「ドラえもん」の中でも重要な作品ですので、初出時はどうだったかを御紹介しました。ご覧の通り、しずちゃんのパパのセリフが大幅に追加されています。

 

 [水たまりのピラルク]【E82013442】初出時タイトル「なし」

[初 出]

■別荘に誘ってもらえなかったのび太
 のび太「いつもそうじゃないか。いいよーだ。
     こっちはドラえもんといくから。」
    「だれが。だれが、スネ夫なんかに。」

■しずかとジャイアンが追ってくる
 ジャイアン「のび太くうん。」
 しずか
「ドラちゃんにつり道具だしてもらうでしょ
     。」

 ジャイアン「こっちの方がおもしろそうだ。」
 のび太「つれてってあげる。」

            `
■なかなか魚が釣れないため石を投げるスネ夫達

 のび太「らんぼうだなあ。いいよ、もっとよくつれ
     るとこさがすから。」
■水たまりに着いて…
 のび太「池だ。ここならきっとつれるよ。」
 しずか
「……つれないわね。」
 のび太「つりは、気ながにやらなきゃ。なにかほか
     のことしてるとかかるよ。」
    「それ、おべんとう?」
 しずか「おにぎり、作ってきたの、食べる?」
 のび太「やあ、タラコだいすき。」

            `
■スネ夫がやってきて…
 スネ夫「百年まっても、魚なんかつれるもんか。」
しずか、スネ夫と共にのび太を置いて行ってしまう
 のび太「こうなったら、いじでも大物をつってやる
     !!」

            `
■釣れずにイラつくジャイアン達の所に地元の人が…
 地元の人「つりはだめだよ。ゆうべの大雨で、水か
      さはふえるし、どろどろににごったし。」
 ジャイアン「ごっそりつれるといったな。」
 スネ夫「大雨は、ぼくのせいじゃないもん。」

■釣り橋を渡るスネ夫・ジャイアン・しずか
 スネ夫「のび太をからかいにいこう。水たまりで何
     をつったか。」

■タラを釣り上げるのび太
 のび太「ワーイ大物だ!!」
 スネ夫「こ、こ、こ、こんなばっばっば、ばかな!!」
 ジャイアン「これがただの水たまりか!!」

のび太に謝る3人
 しずか「のび太さん。」
 ジャイアン「ばかにしてわるかった。」
 のび太「そう。あやまるならかそう。」

■タラを釣りまくる4人
 のび太「つれるつれる。」
 スネ夫・ジャイアン「おもしろいほど。」
 のび太「はこびきれないや。」
 スネ夫「別荘からバケツをもってこよう。」

■タイムフロシキが釣ったタラの上にかかる
 のび太「あれっ、魚の山は?」
 ジャイアン「タラコにもどった!?」
 スネ夫「もう一ぺん、タラにもどせ。」

■タイムフロシキを拾おうとすると風が吹いてタイム
 フロシキが飛んでいってしまう
 のび太たち「まてー。」
 のび太「ハー、ハー、だめだ。」
 ジャイアン「こんなにくろうして、ザコ一匹つれな
       いつりなんかやめだっ。」

スネ夫とジャイアンがしずかを連れて行ってしまう
 スネ夫「別荘でゲームでもしよう。のび太は、水た
     まりでつりしてろ。」
 のび太「ドラえもん………。」

■ドラえもん登場
■「空間入れかえ機」でピラルクをつり始めるドラと
 のび太
■のび太が釣り上げたピラルクが暴れる
 ドラ「大物すぎて危険だ!手をはなせ!!」
 のび太「いやだっせっかくつったのに。死んでもは
     なすもんか!!」
 ドラ「あーっ、ピラニアの中へ!!」

■ピラニアに靴を噛まれてるのび太をドラが助ける
 ドラ「空間入れかえ機がめちゃめちゃ…。」
 のび太「ただの水たまりにもどったの。」
    「あきらめてかえろう。」
 ドラ「せっかくぼくがきたのに。」

■帰る途中、タイムフロシキとお弁当の箱を見つける
 のび太「しずちゃんがわすれていったんだ。イクラ
     のおにぎりがのこってる。」

■スネ夫の別荘
 スネ夫「のび太のやつ、水たまりで何してるかな。」
 しずか「かわいそうよ。よんできてあげましょうよ
     。」
 スネ夫「しずちゃんがそういうなら、むかえにいっ
     てやるか。」

■水たまりに3人が行ってみると…

 のび太「わあい、シャケのつかみどりだあ。」

[単行本]

■別荘に誘ってもらえなかったのび太
 のび太「いつもそうじゃないか。いいよ〜だ。
     そんないじわるされてまでだれが!!」
    「だれが……、だれが、スネ夫なんかに。」
 スネ夫「しずちゃんはつれてってあげるよ。」
 しずか
「いえけっこう。」
 のび太「えっ、しずちゃんもいかないの。どうして
     ?」
 しずか
「いじわるする人きらい。」
 のび太「しずちゃん………。」
            
`
■なかなか魚が釣れないため石を投げるスネ夫達

 のび太「らんぼうだなあ。いいよ、もっとよくつれ
     るとこさがすから。」
    「………なんならあっちへいってもいいよ。」
 しずか
「ううん、いいの。」
 のび太「スネ夫たちに負けない大物をつろうね。少
     くとも一メートル以上の。」
■水たまりに着いて…
■釣れずイラつくジャイアン達と震えるスネ夫
 スネ夫「ね、気ばらしにのび太でもからかってこよ
     う。」
■なかなか釣れないのび太たち
 のび太「……おかしいなあ。あのね、ほんとはすぐ
     つれるはずなんだよ。なにしろ手針は自分
     で魚をさがすんだから…。」
 しずか
「あせっちゃだめ。つりは気長にやらなくち
     ゃ。おにぎり作ってきたの。たべる?」

 のび太「いただきます!」

            `
■スネ夫がやってきて…
 スネ夫「百年まっても、魚なんかつれるもんか。」
 スネ夫・ジャイアン「アーッハハハハハ…。」

 のび太「ごめん………、きみにまではじをかかせち
     ゃって…………。」
 しずか
「いいのよ。なにもつりにこだわらなくても
     、ハイキングにきたと思えば。そのへん散
     歩してこない?」

 のび太「あとで………。ぼくをきずつけまいとして
     ………。なんてやさしいんだろう。こうな
     ったら、いじでも大物をつってやる!!」
■またまた釣れずにのび太をからかいに来たスネ夫達
■タラを釣り上げるのび太
■腹を立て、のび太に負けないほど魚を釣ろうという
 ジャイアン

■タラを釣り上げしずちゃんに見せようとするのび太
■タイムフロシキがタラの上にかぶさる
■しずちゃんをつれてきたが、タラコにもどっている
 のを見て嘆く
■ドラえもん登場
■「空間入れかえ機」でピラルクをつり始めるドラと
 のび太
■釣れずにイラつくジャイアン達の所に地元の人が…
■のび太に八つ当たりに向かうスネ夫達
■しすがが釣り上げたピラルクが暴れる
■しずかを助けに行ったのび太達をドラが助ける
 のび太「けっきょく魚は一匹もつれなかったね。」
 しずか
「とってもおもしろかったわこんなスリル
     あじわったのはじめてよ。」

 ドラ「そんならいいけど。」

■どこでもドアで帰ろうとするドラたち
            `
 ジャイアン「のび太についていけばタラをつったり
       ピラルクを…。」

 スネ夫「いきたきゃいけっていったろ!!」
 のび太「まあまあ。」

[解 説] この作品はストーリーの流れがほとんど変更されています。この変更のキーパーソンはもちろんしずちゃん。初出時にはドラの道具に惹かれてのび太の元に行ったり、池が水たまりだと分かるとのび太を置いてスネ夫に着いて行ったり、タラをつりあげるのび太に取り入ろうとしたり、釣り上げたタラがタラコに戻ってしまうとまたまたのび太を置いてスネ夫の別荘に行ってしまったりと、かなりひどい仕打ちをしてます。最後は「よんできてあげましょうよ。」とフォローを入れてもすでに手遅れですね。それに引き替え単行本でのしずちゃんは正に天使そのもの。
 ところで、イクラのおにぎりっていったい……。

  

 [ニンニン修行セット]【D82062835】初出時タイトル「ニンニン修行セット」

[初 出]

■ジャイアンに追っかけられ姿を消すのび太
 
のび太「ろくな目にあわない。かえろう。」
■ママに水をかけられるのび太
■疲れ切って部屋でのびているのび太
 
ドラ「グダーッとだらけちゃって!!」
 のび太「忍術なんかやらせるからだ!!」

[単行本]

■ジャイアンに追っかけられ姿を消すのび太
 
のび太「ろくな目にあわない。かえろう。」
■自転車にはねられるのび太
 のび太「あぶないなあ、気をつけてよ!!」
    「忍術やめた……………。」
    「十分たたないと、術はとけないのか。」

■土をかけられ、バットで殴られ、ママに水をかけ
 られるのび太
■疲れ切って部屋でのびているのび太
 のび太「忍術がたえしのぶ術だってのほんとだね。」

[解 説] 11ページ目の8コマ目から12ページ目の4コマ目までが描き足しなんですが、大きく変わっているのは最後のコマ。単行本ではドラはのびているのび太を見おろしてるだけですが、初出時は「グダーッとだらけちゃって!!」と怒っています。これはこの作品の出だしの「またまた。グターッとだらけちゃって。」に対応するオチだったわけです。個人的には、初出のオチの方が良かったような気がするのですが…。

  

BACK

 


mail home FFFFC-banner F-banner ddbanner

(C) copyright 1999 Junichi T