タイトル

《キャラクター編》

野比のび太

■キャラ初登場:     1970年1月号 「よいこ」「幼稚園」「小一」〜「小四」
■名前初登場 :「野比」 1970年1月号 
「幼稚園」「小二」「小三」「小四」
        「のび太」1970年1月号 「幼稚園」「小一」「小二」「小三」「小四」

 さすがにこの作品の主人公、名字も名前も連載第1回から登場しています。「幼稚園」では名字まで登場していますが、「よいこ」では名前すら登場していないどころか、初めて登場したのは連載からなんと3年たってからでした。

 

源 静香

■キャラ初登場:       1970年1月号 「小一」「小二」「小三」「小四」
■名前初登場 :「しず子」  1970年1月号 
「小二」「小三」「小四」
        「しずちゃん」1970年1月号 「小二」「小三」
        「源」    1972年2月号 「小四」
        「静香」   1972年2月号 「小四」

 のび太の結婚相手になるはずのしずちゃん。当然重要なキャラなのですが、その本名が完全に決定したのは連載から2年後の「のび太のおよめさん」(てんコミ6巻)でのことでした。それ以前は「しず子」という名前だけが登場していました。連載開始からすでに「しずちゃん」とも呼ばれてはいましたが、この時には「しず子」だから「しずちゃん」だったようです。

 

骨川スネ夫

■キャラ初登場:     1970年1月号 「幼稚園」「小二」「小三」
■名前初登場 :「スネ夫」1970年1月号 
「小三」
        「骨川」 1970年4月号 「小四」

 ドラえもん・のび太に次いで作品登場回数の多いスネ夫。これを裏付けるかのように、その本名は連載開始4ヶ月後に早くも判明しています。名前の方はドラ・のび太・しず子・ジャイアンと共に「小学三年生」の第1回の「出てくる人」のコーナーで紹介されており、名字は「おいかけテレビ」(てんコミ未収録)で、テレビ出演した際に自己紹介しています。また、「小学三年生」1971年11月号の「お天気ボックス」では表札が「木佐」となっていますが、恐らく同時に連載されていた「新オバケのQ太郎」に登場するキザ夫と混同されたものと思われます。そういえば「滑川」なんてのもありましたね。

 

剛田 武

■キャラ初登場:       1970年1月号 「幼稚園」「小二」「小三」「小四」
■名前初登場 :「ジャイアン」1970年1月号 
「小三」「小四」
        「たけし」  1972年6月号 「小四」
        「郷田 武」 1975年3月号 「小六」
        「剛田」   1975年11月号 「小四」

 このキャラの場合、ニックネームがあるため、なかなか本名の方が登場しませんでした。で、初めてジャイアンの本名を口にしたのは誰だと思います?答えは「おはなしバッジ」のジャイアンが苦手とする、あの猿…もとい、おばさんなんです。そして名字が登場したのは「ツチノコ見つけた!」で、未来の百科事典に載っていた名前です。ただし、この時は「郷田」となっており、その後「おそだアメ」で「剛田」に落ちつきました。

 

《道具編》

タケコプター

■道具初登場:             1970年1月号 「小二」「小四」
■名前初登場:「ヘリトンボ」      1970年1月号 
「小四」
       「タケコプター」     1970年6月号 「小三」
       「たけとんぼへりこぷたー」1973年3月号 「幼稚園」

 連載第1回から登場したタケコプター。これが昔は「ヘリトンボ」と呼ばれていたことは、ドラファンの基礎知識みたいなものですね。「ヘリトンボ」という名称は第1回から使われ、「タケコプター」の名称の登場は意外に早く、「ご先祖さまがんばれ」(てんコミ1巻収録)で登場しています。えっ?てんコミの初期の版の「ご先祖さまがんばれ」では「ヘリトンボ」になってるぞって?そうなんです、なんと初出では「タケコプター」になっていたのに、単行本に収録される際に「ヘリトンボ」に統一されてしまったんです。ややこしいなぁ。
 その後も「ヘリトンボ」と「タケコプター」は共存していたわけですが、その後「タケコプター」に統一されていくことになります。今のところ「ヘリトンボ」が最後に登場したのは「小学一年生」1979年4月号のようです。
 あ、ちなみに1回だけ「たけとんぼへりこぷたー」という名前も登場してます。

 

タイムマシン

■道具初登場:        1970年5月号 「小三」「小四」
■名前初登場:「タイムマシン」1970年1月号 
「小三」

 「ドラえもん」になくてはならない道具「タイムマシン」は名称が先に登場するという、変わり種です。名称は当然第1回から出ているわけですが、その姿が登場したのは連載第5回目でした。ちなみに、初めてタイムマシンで移動しているときの時空間が登場したのは2回目です。時空間が2回目に登場しているのに、タイムマシン自身が5回目に登場しているのは、当初ドラえもんは時間を移動するのにタイムマシンを使用せずに、時空間を泳いでいたためです。

 

どこでもドア

■道具初登場:        1973年4月号 「小五」
■名前初登場:「ドコデモドア」1973年8月号 
「小四」

 さて、問題の「どこでもドア」です。何が問題なのか、といいますとその初登場時期です。初出誌を読み返してみると、この道具の初登場は「小学五年生」1973年4月号『ハイキングに出かけよう』(てんコミ未収録)なのです。が、ここでのび太がおかしなことを言うのです。始めて見る道具のはずなのに「それなら前につかったことある!くぐるとどこへでも行けるドアだ。」と言っています。でもどう考えてもこれが最初のはず。う〜ん、謎だ…。ちなみにこの道具を最初に出したのはドラえもんではなく、ドラミちゃんでした。
 そして「どこでもドア」という名前が登場したのは道具の登場から4ヶ月後の「小学四年生」『雪山遭難を助けろ』(てんコミ未収録)でした。

 

四次元ポケット

■道具初登場:         1970年1月号 「よいこ」「幼稚園」「小一」〜「小四」
■名前初登場:「四次元ポケット」1975年8月号 
「小四」

 道具といいますか、ドラえもんの一部である「四次元ポケット」。これの初登場はもちろん連載第1回です。では名前の方は、と言いますと、これが難しい。「ポケット」という表現は連載第5回でされているのですが、「四次元ポケット」という名前が初めて登場したのは現在確認している限りでは、「小学四年生」1975年4月号の一企画「ドラえもん大事典」(てんコミ11巻巻末に収録)のようです。
 ただ、このポケットの中身が四次元になっているという設定自体はもうちょっと先にできていたようなんです。といいますのは、この前年に刊行されたてんとう虫コミックス「ドラえもん」第1巻のカバー折り返し部分の「作者のことば」によりますと、「きっと、ポケットの中が四次元にでも、つながっているのでしょう。」とおっしゃっているからです。逆に考えると、1974年の8月以前には「四次元ポケット」という名称は決まっていなかったと推測できますから、やはりその一年後の「ドラえもん大事典」辺りが最初ということになるのかもしれません。

 


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