TIME PATROL The Branch of 20th Century 

鉄の町の秘密

 1853年、ヒッタイトの遺跡で石の下敷きになった、イギリスの旅行画家、ウイリアム・ウイルソンを救助せよ。

 

[並平 凡] ユミ子の好奇心に呆れながらも、ヒッタイト帝国への旅に同行する。
[安川ユミ子] 今回は彼女の強い好奇心が事件の元になってしまう。
[ウイリアム・ウイルソン] イギリスの旅行画家。ヒッタイトの石積みの下敷きになってしまう。
[ハキミ] 製鉄法を探りにヒッタイトに潜入したエジプトのスパイ。
[アルジャシュ] ヒッタイトで料理長を務める男。実はエジプトのスパイ。

 
 被救助者はヒッタイトの石積みが崩れた石の下敷きになって死亡したため、崩れることになっていた石をボンドで固めることで任務を完了した。
 しかし、ユミ子隊員がヒッタイトの町を見学したいというので、仕方なく同行する。当時の衣装を本部から取り寄せ町に入ろうとするが門衛に怪しまれる。ちょうどヒッタイトを訪れた旅人ハキムに「系類ガス」を使用することで彼を父親にして、町の中に入る。
 町の中を見学している最中、明朝鉄作りが見られるかもしれないことが分かり、翌日を待つ。翌朝、勅使が出発すると、後をつける。製鉄所に着いた勅使は王の言葉を伝え、炉の検分をする。ビジプレートで製鉄の始まる日を確認後、三日後に向かう。どうやらヒッタイトは季節風の力を利用して鉄を溶かしていたらしい。
 その時、エジプトのスパイだったハキミが捕まった。系類ガスの効き目が切れていなかったため、彼を放っておくことができず、救出しようとするが、彼は自分の力で逃亡した。製鉄法が漏れたとしても、容易にその製鉄法は真似ることができなかったのであろう。 
 

【アンカラ】
1923年以来のトルコ共和国の首都。トルコ中央、アナトリア高原中部にある。
【ヒッタイト帝国】
紀元前2000年頃小アジアに移動してきたインド-ヨーロッパ語系諸族の一派とその王国。馬と鉄器・戦車を使用して軍事に優越、前16世紀に小アジア・メソポタミア・シリアの各一部を征服、前14〜13世紀小アジアを中心に大帝国を建設したが、前12世紀、海の民に都ハットゥサ(トルコのボアズキョイ)を破壊され急激に衰亡。楔形文字を残す。
 
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