|
TIME PATROL The Branch of 20th Century |
79年5月、パレスチナの地下坑道の落盤事故で死亡した奴隷、ラザロを救助せよ。

![]()
[並平 凡] またまたユミ子の追跡調査で二度目の出動。しかしユミ子の成長に感心する。
[安川ユミ子] 今回の作戦のプランを立て、ラザロが完全に安全になるまで面倒を見ようとする。
[ラザロ] 地下坑道で死ぬはずだった奴隷。しかし、救助された後にも不幸な運命が待っていた。
[アレス・フラビウス] ローマの高官。ラザロを気に入り、彼を剣闘士として出場させる。
[ムリアヌス] ポンペイ一の資産家。趣味で剣闘士を養成しており、ラザロに試合を申し込む。
[イアソン] ムリアヌスに雇われている剣闘士。これまでに58人を倒したという。
あらかじめ被救助者にバリヤーをはっておき、ビジプレートで確認しながら落盤事故を待つ。
落盤が始まると同時に被救助者の元に向かう。出口が埋まってしまったため、被救助者のいる位置から少し上にある、今は枯れてしまった古い地下水脈まで岩を掘り進み、出口で気絶していた被救助者が出てくるのを待つ。
しばらくして岩の下敷きになっていた奴隷の男を助けた被救助者が出てきたが、タイミングが悪いことに落盤事故を聞きつけてきた監視兵に見つかってしまう。これ以上被救助者の運命に干渉することは避けた方がよいと判断、任務を完了した。
しかし、その後ユミ子隊員の追跡調査の結果、ローマの高官フラビウスに気に入られた被救助者はつらい労働からは解放されたものの、剣闘士として殺し合いの競技に出場することを命じられる。被救助者を助けたことによって新たな殺人が生まれることを知り、現場へ向かう。
被救助者がキリスト教信者であることを知ったフラビウスは、競技に参加することを拒否する被救助者の監視を強めてしまったため、手が出せない。結局数日後に起こるベスビアス火山の噴火のどさくさにまぎれて救助することにする。しかし、試合はその噴火の前にあるため、被救助者の試合相手イアソンに一週間程度の怪我を負わせ、試合を延ばす作戦を採る。
噴火当日のフラビウス邸に移動したところ、被救助者を始め誰もいないため、競技場に向かう。彼はイアソンの代わりの剣闘士と戦うことになってしまったらしい。試合開始後、被救助者は武器と防具を棄て試合を放棄してしまう。そこで闘技場全体をタイムストップして、噴火を待つが、タイムストップの限度である30分を過ぎてしまったため、再び時間は動き出す。無防備の体に剣が突き刺され、被救助者が倒れ、とどめが刺されようとした瞬間、ベスビアス火山の噴火が始まった。騒ぎにまぎれ、被救助者に瞬間治療剤を注射、彼を小船に乗せ、中近東の海岸まで流れ着かせて、任務を完了した。
- 【パレスチナ】
- 西アジアの地中海南東岸の地方。カナンとも称し、聖書に見える物語の舞台。第一次大戦後、オスマン帝国からイギリス委任統治領。以後、シオニズムによるユダヤ移民が進展。1948年イスラエル独立と共にイスラエルとヨルダンに分割されたが、1967年イスラエルはヨルダン川西岸地域とガザ地区を占領。パレスチナ人による国家建設運動も盛ん。
- 【ポンペイ】
- イタリア南部、ナポリ湾に臨むカンパーニア地方にあった古代都市。前四世紀以来反映し、のち一時ローマに反抗、最盛期の西暦七十九年、ヴェスヴィオ火山の大噴火で埋没。十八世紀以来の発掘により、当時の生活様式・美術工芸などを知る史跡となった。
- 【ベスビアス火山】
- イタリア南部の活火山。ナポリ湾の東側、ナポリの南東16kmにある。標高1281m。二重式火山で、古来しばしば大噴火をなし、西暦79年8月ポンペイ・ヘルクラネウムを噴出物で埋めた。英語名ヴェスヴィアス。
- 【ガレオン船】
- 16世紀からスペインなどで外国貿易に使用した典型的帆船。ガリアン船。
(C) copyright 1997-1999 Junichi T