TIME PATROL The Branch of 20th Century 

ひすい珠の謎
指令

 北アメリカ大陸、ラブラドル半島の森でクマに襲われ死亡したインディアンの少年を救出せよ。

地図

 

関係者

[並平 凡] またまたユミ子の好奇心が発端で、混血らしいインディアンの少年のルーツを探る。
[安川ユミ子] 混血のインディアン少年とそこにそぐわないひすいの珠に大いに興味を惹かれる。
[インディアン少年] ハロルドの息子らしい。クマに襲われて死亡するはずだった。
[レイフ] ヴァイキング船の首領。アメリカ大陸を発見したハロルドにひすいを渡す。
[オーラフ] ノルウェーの王。レイフにひすい珠をプレゼントする。
[ハロルド] レイフの船に乗っていた少年。アメリカ大陸を発見し、ひすいの珠をもらう。
[ムワサ] インディアンの少女。足を怪我したハロルドを介抱してやる。

報告

 クマが襲いかかろうとした瞬間に生体コントローラーでコントロール、森の奥へやる。被救助者は気絶していたが、怪我はなさそうだったため、任務を完了した。
 しかし、被救助者が混血のように見えることと、インディアンにはそぐわないひすいの珠を持っていたため、興味を惹かれ、「多重情報カメラ」で彼のデータを取り、本部の鑑識課に送った。
 しばらくして彼がコーカソイドの混血であること、ひすい珠が中国産のものであることが判明した。そこで、本部から取り寄せた超時空センサーでひすい珠の移動ルートをたどることにする。
 まず、中国から出発し、タクラマカン砂漠、コンスタンチノープル、黒海、ドニエプル川を経てノルウェーに渡った。その後、ヴァイキング船の首領レイフに渡るが、グリーンランドへ戻る途中、航路がそれ、アメリカ大陸に着くことになる。そこで大陸を発見したハロルドにひすいが渡される。
 しかし、ハロルドは怪我をしたため、大陸に置き去りにされてしまう。インディアンの少女に助けられたハロルドは再びレイフ達が大陸を訪れたのちも、そこにとどまったようである。
 

圧縮学習

【ラブラドル半島】
北アメリカ大陸北東部の大半島。
【モンゴロイド】
類モンゴル人種群。コーカソイド(白色)・ネグロイド(黒色)と並ぶ人種の三大区分の一。黄色ないし黄褐色の直毛状の頭髪とを主な特徴として分類され、瞼の皮下脂肪の厚いこと、蒙古ひだ、乳児に蒙古斑の頻度が極めて高いことなども特徴。日本人・朝鮮人・中国人を含むアジア-モンゴロイドの他、インドネシア-マレー人、ポリネシア人、アメリカ先住民が含まれる。
【コーカソイド】
三大人種区分の一。ヨーロッパ・インド・西アジア・北アフリカ・南北アメリカなどに分布。比較的明色の皮膚、波状の毛髪、幅が狭く高い鼻などが特徴。コーカサス人種。類白色人種群。
【ヒスイ】
玉(ぎょく)の一。鮮やかな翡翠(カワセミの異称)色を呈し、緻密で光沢がある。ミャンマー・チベット・メキシコなどに産し、装身具・装飾品として愛玩され、日本では新潟県に見出された。
【タクラマカン砂漠】
中国ウイグル自治区の天山南路にある中国最大の砂漠。タリム盆地の流砂から成る砂丘地帯。面積32万平方キロメートル。
【コンスタンチノープル】
イスタンブールの旧称。東ローマ帝国・オスマン帝国の首都。
【東ローマ帝国】
テオドシウス大帝の死(395年)後、その子がローマ帝国を東西に両分し、東方部すなわちエジプト・小アジア・シリア・ギリシアの地を領した国。長子アルカディウスが継承してコンスタンチノープルに都した。建国以来千余年にして1453年トルコに滅ぼされた。この間首都はギリシア正教の中心地として宗教上の指導的地位にあり、またれきぜんたるビザンチン文明を生み出した。
【黒海】
地中海の付属海。ヨーロッパ-ロシア南部と小アジアとの間にある内陸海。クリミア半島が突出し、ボスポラス海峡でマルマラ海に通ずる。もとは湾としてトルコの領海、現在は領海部分を除き、公海。硫化物を含むので黒く見える。面積46万平方キロメートル。
【ドニエプル川】
ロシア南西部からベラルーシ・ウクライナを流れる大河。ヴァルダイ丘陵に発源し、ステップ地帯を貫流して黒海に注ぐ。
【ヴァイキング】
8世紀後半から11世紀前半にかけて、スカンディナヴィアおよびデンマークから海洋を渡ってヨーロッパ各地に侵攻した北ゲルマン族。
【フィヨルド】
陸地の奥深く入り込み、両岸が急傾斜し、横断面が一般にU字形をなす入江。氷河谷の沈水したものと考えられ、スカンディナヴィア半島・南米南端などに見られる。フィヨール。峡湾。峡江。

 

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