藤子・F・不二雄先生の代表作品の一つだけあって、各社からシリーズが発行されています。しかし、学習雑誌の低学年向けの作品はほとんど収録されていません。
低学年向けの作品とはいっても、「ドラえもん」とは異なり、異星人と地球人との常識のギャップをメインのギャグとする作品のため、十分に面白い作品ばかりです。全作品を収録したシリーズの刊行が待ち望まれます。
虫コミックス「ウメ星デンカ」全3巻 46作品収録 虫プロ商事 昭和46年発行
一番最初に刊行されたシリーズ。虫コミックスに共通する作者によるカバー裏のおまけが非常に嬉しい。全3巻だがページが多いため、てんとう虫コミックスよりも収録作品が多い。最終回はしのだひでお氏による「別れはつらいよ」が収録されている。入手が比較的困難なため、一冊数万円の値が付いている。
てんとう虫コミックス「ウメ星デンカ」全3巻 37作品 小学館 昭和52年発行
連載から9年後にようやく小学館から発行されたシリーズ。しかも収録作品は非常に少なく、不満の多いシリーズ。最終回にはしのだひでお氏による「別れはつらいよ」が収録されている。
藤子不二雄ランド「ウメ星デンカ」全5巻 59作品収録 小学館 昭和62年発行
藤子不二雄ランド発行の折り返し時点に発行された。やはり低学年向けの作品がほとんど収録されなかったが、全シリーズ中最も収録作品が多い単行本でファンにはありがたいシリーズ。しかし刊行時期が藤本先生のご病気された頃と重なったため、カバー絵が先生のものではないことが非常に残念。
てんとう虫コミックス「ウメ星デンカ」全3巻 37作品収録 充学館 平成6年発行
1994年の映画化に合わせて新装丁で発行された。旧装丁からの変更点は最終話がしのだひでお氏の「別れはつらいよ」から藤本先生の「ウメ星再建」に差し替えられた点。旧装丁同様収録作品数が少ないのが不満な点か。
コロコロ文庫「ウメ星デンカ」全2巻 36作品収録 小学館 平成10年発行
てんとう虫コミックス絶版と前後して発行された。収録作品、順はてんとう虫コミックスとほとんど同じだが、「乞食」を題材とした「こじき王子」がカットされていること、「王者の威厳」で王さまが土人に扮装するシーンが意味のない姿に描き換えられている点などずさんな編集方針が目立つ。また、藤本先生の絵をトレスしただけのカバー絵を「萩原伸一」名義にするなど御粗末な暴挙を犯している。
タイトル 虫 て F 新 文 ああ忠臣ベニショーガ
1 1 1 1 1 アイタタ保険
1 1 2 1 1 インタビュー騒動
1 宇宙大戦争
1 2 2 2 2 ウメ星株式王国
1 1 1 1 1 ウメ星記念日
1 1 2 1 1 ウメ星建設用地(FF:「ウメ星国建設用地」)
3 3 4 3 2 ウメ星再建
5 3 2 うるさい二匹
3 5 王国の生きる道
1 1 1 1 1 王さまおめでとう
2 2 1 2 2 王者の威厳
2 3 4 3 2 おそるべきナラ子
2 2 2 2 2 おたまじゃくしはズナマの子(虫:「おたまじゃくしはナマズの子」)
3 3 火星人がきたぞ
3 学校は楽しいナ
2 3 4 3 2 金モウケナラ鬼ニナレ
3 3 5 3 2 強力ゴンスケ号S
2 2 3 2 1 国を買うぞよ
5 くん章はいかがぞよ
1 1 1 1 1 欠陥ロボット
2 3 4 3 2 月面着陸
3 3 5 3 1 こじき王子
2 2 2 2 ゴマスリを追い出せ
3 2 5 2 2 こわい下宿人
3 3 5 3 2 ゴンスケ子守歌
3 3 4 3 2 ゴンスケ対ナラ子
3 3 4 3 2 こんにちはサギ師です(新:「こんにちは、サギ師です」)
2 3 2 3 2 酒はナメナメ
1 1 3 1 1 宿題はウメ星粘土で
1 1 1 1 1 シンデレラのゲタ
2 2 2 2 2 スイカとギャング
4 スッパラ祭り
3 3 3 3 2 セイギ虫
2 2 空とぶドライブ
3 誰がためにオラは働く
3 たからさがし
4 太郎ヲタイホセヨ
2 2 3 2 1 タンコ星からきた親子
3 3 小さな町の小さな太郎
2 5 デートなされませ
3 3 4 3 2 でたでたおばけが
2 2 5 2 2 天下のフクロ師
3 3 4 3 2 デンカがきた夜
1 1 1 1 1 デンカは天才魔術師
3 トッカエ・バー事件
1 2 ナラ子もやっぱり女の子
3 ネコもしゃくしもアフリカへ
2 2 4 2 1 フクジン参上
3 フロ屋でよごれた話
2 2 2 2 1 ぼくはきらわれたい
3 5 マジックコート
3 5 モイチド・マシン
5 もう一つのデンカ登場編
1 夜警だぞよ
1 1 1 1 1 山おく湖の怪獣
4 ラッキーくん章
1 1 2 1 1 ロボットゴンスケとスキスキぼう
3 5 別れはつらいよ
3 3 わしはねらわれているぞよ
2 2 4 2 1