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ドラえもんが現れたのは何年何月何日何時何分? 1巻「未来の国からはるばると」
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ドラえもんがのび太の前に現れたのは何年何月何分?と聞かれたらたいていの人は答えられますよね。『ドラえもん』の連載が始まった1970年(正確には1969年ですが)の1月1日です。
では、さらに「何時何分?」には答えられるでしょうか。答えは「未来の国からはるばると」の中にあります。13ページの3コマ目の時計を見ると1時29分を指しています。あと1分で「三十分後に首つり」ですから、答えは13時ということになりますね。
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1979年……。 1巻「未来の国からはるばると」
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のび太の未来が写っているというアルバム。おそるおそる開いてみると、「1988年 しゅうしょくできなくて自分で会社をはじめ…」とあります。ところが、初出の「小学四年生」1970年1月号ではなんと「1988年 父の会社をつぐ」となっていたのです。
今ではのび太同様頼りない存在となってしまったパパも、連載当初の設定では会社の社長だったようですね。連載初期には優しかったママの性格の豹変ぶりもすごいけど、社長からさえないサラリーマンになってしまったパパの落ちぶれ方もすごい。
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考えてみるとやっぱりおかしい? 1巻「未来の国からはるばると」
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のび太がしずちゃんと結婚したらセワシは生まれてこないのでは?という意見がよく見られますね。驚くことにこのタイムパラドックスに気づいたのび太もその点をセワシに訊ねています。そこでセワシは東京から大阪へ行くのにはいくつものルートがあるのと同じだと説明します。かなり苦しい説明のように思えますが、この論理は藤本先生の創作ではなく、SF小説の古典、ポール・アンダースンの『タイム・パトロール(原題:GUARDIANS
OF
TIME)』で同じ様な論理が展開されています。
さて、このセワシの説明の場面ですが、初出の時点では全くありませんでした。17ページ6コマ目の次は18ページの4コマ目につながっていたのです。あの場面は「小学三年生」1970年2月号(当然単行本未収録)に掲載された作品から切り貼りしたものなんです。
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右手と左手 1巻「ドラえもんの大予言」
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単行本ではタケコプター(ヘリトンボ)に続いて登場したマジックハンド。20ページでのび太を押しつぶしたときには、どう見ても左手なんですが、21ページのはどう見ても右手なんですけど…。
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ヒイ、フウ、ミイ 1巻「変身ビスケット」
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大きなお世話だけど、ひょっとしたら気づいてないかも…。てなわけで取り上げるネタの第一弾。
36ページの8コマ目、おつりを数えるのび太が「ヒイ、フウ、ミイ…」。するとのび太がネコに…。数を数えるときの「ミイ」とネコの鳴き声をかけてるんですね。案外気づいてなかった方多いのでは?
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カ、ビ、ン。お、む、つ。 1巻「档Xパイ大作戦」
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1巻の新しい版をお持ちの方は55ページの6、7コマ目のを見て下さい。
スネ夫 「なんでぼくが!」
ドラ・のび「つぎはなにをたのもうかなあ。」
スネ夫 「やりますよっ。」
ドラ・のび「カ、ビ、ン。お、む、つ。」
これって変だと思いませんか?ドラえもんとのび太のセリフの前後が逆になってしまっているんです。正しくは、
スネ夫 「なんでぼくが!」
ドラ・のび「カ、ビ、ン。お、む、つ。」
スネ夫 「やりますよっ。」
ドラ・のび「つぎはなにをたのもうかなあ。」
じゃないとおかしいですよね。実際昔の版ではこの順になっていたので、たぶん版を重ねるときに写植を貼り間違えたんでしょうね。
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古道具きょう走 1巻「古道具きょう走」
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てんとう虫コミックスが昭和49年に刊行されて以来「ドラえもん」第1巻は1998年6月30日現在153刷を数えています。これは驚異的な数ですね。
この中でやはり修正は加えられるわけでして、昔のものと比べるとドラえもんの網掛けも相当きれいになっていますし、セリフの文字も大きくなり、漢字が多くなっています。そして第1巻ではなんと中表紙の絵まで描き替えられています。
さて、タイトルも修正されているのはご存じの方も多いと思いますが、いつ頃修正されたのかは不明ですが、「古どうぐきょう走」も「古道具きょう争」に修正されています。まあ、確かに「走」よりは「争」の方が正しいでしょうね。
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どーしましょ 1巻「古道具きょう走」
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「気が狂う」という言葉が精神病患者の人権侵害にあたるとして、「ドラえもん」の世界からことごとく排除されていることは皆さんご存じでしょう。この「古どうぐきょう走」では相当変更が強烈なのでご紹介します。
まず、家の中の道具がどんどん古くなっていくことに戸惑うママがパパに電話するシーン。「わたしくるっちゃったらしいの。」というセリフは「わたしへんになったらしいの。」となっています。………ニュアンス的には同じだと思うのですが。
続いてパパが帰ってくるシーン、「くるっちゃったとか、言ってたな」が「昔へきちゃったとか、いってたな」になってます。こちらはだいぶ違いますね。
そして一番強烈なのが、ママが着物を着てすっかり「へんに」なっちゃったシーン、「ちょうちょ、ちょうちょ、ヒーラヒラ。」がなんと「どーしましょどーしましょ。」になっちゃってます。それはこっちのセリフだよぉ、どーしましょ、どーしましょ(^
^;)。
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ぺこぺこバッタ 1巻「ぺこぺこバッタ」
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ドラえもんの秘密道具のネーミングは結構傑作揃いですが、その名前も何個か変更されています。「狂」のつくものが変えられていたりと昔からその名前に慣れ親しんだファンとしては納得のいかないことが多いのですが、今回紹介するものは変更された理由がよく分からないんです。
とりつかれると自分のしたことを反省してしまう「ペコペコバッタ」。これ、昔の版では「ぺこぺこバッタ」でした。どーでもいいようなネタですが、どーでもいいような変更だけに気になってしまいます。
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日航機乗っ取事件 1巻「ご先祖さまがんばれ」
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98ページの1コマめ、パパが読んでいる新聞をよーく見て下さい。「日航機乗っ取事件」とありますね。これは「もどりライト」のコーナーで扱うべきものかもしれませんが、この作品の初出は「小学三年生」1970年6月号です。
僕自身まだ生まれていなかったのですが、あまりに有名な事件ですので、皆さんもご存じでしょう。1970年3月31日、赤軍派を名乗る9人組に日航機よど号が乗っ取られ、北朝鮮行きを要求された事件です。
6月号が発売されるのが5月の初めですので、この作品はそーとー〆切ぎりぎりだったようですね(^
^;)。
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